いまだほとんどのVTuberファンには認知されていないであろう、Sony Musicによるバーチャルタレント育成&マネジメントプロジェクト『VEE』。最近では新たに5名のVTuberがデビューしたが、いたずらにメンバーを増やす“拡大政策”に疑問の声も上がっているようだ。

これまでの「VEE」の足跡を見てみると、まず今年5月に音門るき、トゥルシー・ナイトメア、雛星あいる、九条林檎、秋雪こはくの5名が『Dev-a』としてデビューし、プロジェクトが本格始動。その後6月に『Dev-b』の6名が加わり、8月末には『Dev-c』として新たに5名のVTuberがデビューした。

これまでの「VEE」の足跡を見てみると、まず今年5月に音門るき、トゥルシー・ナイトメア、雛星あいる、九条林檎、秋雪こはくの5名が『Dev-a』としてデビューし、プロジェクトが本格始動。その後6月に『Dev-b』の6名が加わり、8月末には『Dev-c』として新たに5名のVTuberがデビューした。

既存の所属VTuberの活動が上手くいっているとは言えない状態で、1~2カ月に1回のペースでメンバーを増やし続ける「VEE」。この方針にネット上では、《やるのは良いけど売り込み方がダメなんだよな》《数打ちゃ当たる戦法か》《何の考えもなしでダラダラやっててなあ》といった厳しい声が上がっていた。

現在の企業系VTuberグループは、『にじさんじ』と『ホロライブ』の2強。そしてこの2グループを追う形で、最近はゲーム実況に特化させた『ぶいすぽっ!』が勢いを見せている。

そしてLive2Dでの配信を主体としたVTuberは、上記3グループの所属VTuberだけでも“供給過多”なのが現状。今から「にじさんじ」などと同じやり方でVTuberを増やしても、「配信を追えない」というのがファンの本音だろう。

実際に「VEE」の所属VTuberの活動内容を見てみても、やっていることは「にじさんじ」などと大差ナシ。いくらタレントに魅力があっても、それを伝える手段がなくてはブレイクにはつながらない。

このまま“にじさんじ型”のVTuberプロジェクトを続けても、希望がないことは明らか。Live2Dの低コストなVTuberを量産するのではなく、天下のソニーにしかできないようなプロジェクトを期待したい。

https://myjitsu.jp/enta/archives/111845
  1. 😜